3/4〜3/21 Art Scenes Cross Show2022
- chihiro
- 2022年3月13日
- 読了時間: 4分
更新日:2022年3月16日

3/21まで開催中の「Cross Show 2022」のお知らせです!
アートシーンズさんとは、全国のギャラリーが参加型のオンラインアートの展示場です。
3/4から、「Cross Show2022」という、オンラインでの新しい展覧会が始まっています。
私も、前回の「猫の日アートWEEK」に
参加したつながりで、ご一緒したアーティストのみなさんと
参加せていただくこととなりました^^猫のご縁に感謝です。。。
猫の日アートWEEKは、神戸北野美術館さんの主催でしたので、そのまま、
「神戸北野美術館 登録アーティスト」として、参加しております。
私は、1点作品を出させていただきました。出来たてほやほや〜です。
この写真は↓実はまず額内に納めたところ。
これから、目地入れしていきます。。
題名は、「ツリーフクシアの下で」です。


という事で、本日目地入れ終わり!夕暮れに撮影しました!↓

グレーの目地が入ったので、若干雰囲気が変わりましたね?
ツリーフクシアは、ちょうど猫ちゃんの頭上にランプのように光っているお花です。
今回は沢山お花を描きました。
足元に、左からセージ、デイジー、ロシアンアスター、ヒース、イチゴ
中段両サイドが、黒いひまわり、
上部両サイドに、エルダー、中央に、フクシア です。
黒いひまわりは、私が好きなテーマのお花です、
ロシアの民話に現れる幻のお花で、このお花を見つけると幸せが訪れます。
もう何年も前から、テーマで描いていたものでした。
このロシアのウクライナ侵略ニュースが流れる日々に、私はどうして良いかわからず、
まず、絵を描いてみようと思いました。
ほとんどはロシア近郊を代表するお花にしました。黒いひまわりは、偶然にも描いている最中に、
ウクライナの国花が「ひまわり」だと、黄色の向日葵を頭に飾ったウクライナ女性たちの映像をテレビで見て知り、苦しく思いました。また、ひまわりはロシアの国花の一つでもあります。
黒いひまわりを描くことが、あまり好ましくないのではないかとさえ思いました。
ツリーフクシアは、とにかくフクシアの形が愛らしく気に入っています。
そして、花言葉が「信頼した愛」「交友」でした。
今回、お花は気に入った形や色合いのものを無作為に選んだのですが、
とても意味が深いものばかりで、絵を描くこととは、本当にどこかへ繋がると言うか、
精神と現実のリンクした世界へ連れて行かれたような、不思議を感じました。
他のお花の花言葉
セージ:尊敬
ヒース:孤独
デイジー:平和、希望
アスター:思い出、同感
エルダー:思いやり、苦しみを癒す
イチゴ:尊重と愛情
黒(ココア色)のひまわり:冷静な判断
です。
お花の施釉作業は、久々に時間がかかり、まるで写経のような時間でした。細かなお花が
多かったせいですが、それでも、私なりに「平和」を願い思いを込めて施釉しました。
猫は、先日の「黒猫とユグドラシル」の評判が良かったので、
また黒猫を描こうと思っていた矢先、「Cross Show」への案内を頂きましたので、
描き始めた当初は「黒猫」で考えていました。
すこし奇抜な色合いになるけど、どうだろう?
そんな気持ちもありましたが、
補色の色でもあり、またまるで交わらない関係性のような2色、
それが今回のテーマに合うなぁと思い、いざ色付けの時に思い切って「赤」と「緑」に決めました。

CrossShowのこの私の作品紹介にも書いてありますが、
この2匹は、運動会後の様子です。
「タスキ」をかけており、頭の黄色いのは「はちまき」です。
同じチームなのか、また別チームなのか、それは分かりません。
2匹は表彰台に立ちました。
ここでは、副賞の月と太陽がもらえます。
1等2等ではなく、「平和」と「愛」です。
このタスキ、算木のような棒模様がありますよね。これは、最近私が勉強中の
「オガム文字」です。
赤猫にオガム文字で「愛」を表す"Gra"を。
緑猫に「平和」を表す"Siochain"を入れました。

Cross Showでの作品紹介ページの文章を載せておきます↓
「制作背景:
ツリーフクシアの花言葉は「信頼した愛」「交友」です。
フクシアの下で肩を組む”赤と緑の猫”を描いてみました。運動会の後なので、タスキをかけています。ここでの順位は「1番」とか「2番」ではなく、「愛」と「平和」です。
赤と緑、太陽と月、お互いの違いに憎しみ、悲しみをいだきますが、いつかはやがて全ては一つである「ワンネス」の愛が生まれますように、願って描きました。
製作者:チヒロ 制作年:2022年
タイトル:ツリーフクシアの下
サイズ:34cm×44cm(額装)
価格:45,000円
支持体:テラコッタタイル、釉薬」
です。オンラインで、購入できますので、もしご興味持たれた方は、ぜひ、よろしくお願い申し上げます。
また、私以外にこの神戸から参加されている方々の作品も、とても素晴らしい作品ばかりですので、
ぜひ見てみて下さい^^
Art Sceans Cross Show 2022 (←Cross Showの神戸北野美術館のページです)
今回の作品は、私なりに「平和」を願って作成しましたが、
国、地域によって同じ考えをされていないこともありますので、けして押し付けた考えの作品ではありません。
また、このウクライナの状況が終わった後だとして、
この作品に対し、
へんてこな顔した猫や、ちょっと怪しげな雰囲気をみて、気に入っていただけるだけでも、私は嬉しいです。
最後になりましたが、
この度はご縁を頂いた皆様に感謝いたします。
とくに、Gallery GEORGE様、神戸北野美術館様には深く感謝申し上げます^^
2022/3/13 チヒロ
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